fx外貨のトレンド
トレンドとは、FXや投資信託相場の動く方向のことをいいます。ランダムウォークする値動きをチャート(グラフ)で見ると、そこには明確な「山」と「谷」が存在し、その「山」と「谷」の方向がトレンドを形成します。 最初の「山」より次から次へと形成される「山」がどんどん高く(新高値更新)なっていけば上昇トレンドとなり、反対に最初の「谷」から次々と形成される「谷」がどんどん深く(新安値更新)なっていけば、下降トレンドとなります。 トレンドがいったん形成されると、その状態を維持しようとする力が加わり、その力が強ければ強いほど短期から中期、中期から長期へと続きます。そしてそこには一つの単純な規則(トレンド・ライン)が生まれます。 また、トレンドには、もう一つ横ばいというトレンドもあることを覚えておきましょう。トレンドに沿ってFX取引していくことを「トレンド・フォロー」といいます。例えば上昇トレンドの場合にはいつも買いから入り、下降トレンドの場合には売りから入る取引スタイルです。トレンド・フォローは、マーケットから追い風を受けることになります。短期的なFX売買以外はトレンドに沿った取引をお薦めします。為替の中長期的な変動要因としてあげられるのがファンダメンタルズ(経済の基礎的条件)です。 ファンダメンタルズ(経済の基礎的条件)は経済成長率や物価指数、国際収支、雇用統計(失業率)などの経済指標に示されます。 なかでも市場参加者の間では、国際収支や雇用統計(失業率)に注目があつまります。また、対外バランスや原油価格もファンダメンタルズの要因に含まれます。為替の変動要因で最も基本となるのが国際収支です。国際収支は居住者と非居住者の間で取り交わされた経済取引を記録(一定期間内)したものです。 実は外国との経済取引と簡単に説明したいのですが、IMF(国際通貨基金)の国際収支マニュアルの定義に従い、そう書かせて頂きました。 我が国、日本では財務省の委任を受け、日本銀行が通関統計を基に作成します。発表は、四半期ごとの確報を翌々月の上旬に、また月次の速報を翌々月上旬に行います。雇用統計は失業率(Unemployment Rate)と非農業部門就業者数(Nonfarm Payrolls)が、毎月、第1週目の金曜日に発表されます。ここで発表される数字は前月の統計です。 失業率は失業者を労働者人口で割ったものをパーセントで表示します。 市場参加者の注目は、非農業部門就業者数(Nonfarm Payrolls)の数字です。農業は季節労働者を含みますので、その部分を除いた就業者数が示されます。 また、この数字は給与が支払われた人数をカウントしますので、経営者や自営業者ははぶかれます。 業種別では、製造業の就業者数が重要とされています。